リアルな鉄道模型用のジオラマを作製するテクニックとして建物内や風景、車両に人を配置するという手法があります。実在の鉄道では、日本で最も利用客の少ない駅でも1日あたり最低40~50人程度の利用があります。

どんなに田舎の無人駅であっても1時間あたり数人程度の利用客が居るのです。営業線の車両についても始発や最終列車であっても利用客がゼロということは滅多になく、どんなに空いていても数人の客は乗車しています。

田畑の多いローカル線区を走る列車に乗車しても、必ず地元の学生や農作業をする人を見かけます。日本ではどんなに田舎であっても鉄道が走っている地域で人が全く居ない場所など存在しないのです。

このため、鉄道模型のジオラマを制作する際に手の込んだ建物や鉄道施設を置いたとしても人が全く居ないと不自然な風景になってしまいます。ですから、駅や街などに人形を置くことでリアルな風景を作り出すことができます。

室内灯を取り付けた車両であれば車内が丸見えで、無人の幽霊列車は不気味に見えます。ですから車両の内部にも乗務員や乗客の人形を設置します。

鉄道模型用の人形は実店舗であれば1体200円前後、ネット通販でまとめ買いすれば1体あたり100円程度で購入できます。車両内に設置できるような小サイズのフィギュアも販売されています。